京都上桂をベースとする共同体

2010/01/15

現在の参加メンバー(2011年6月1日現在)





カトウチカ

2002 東京芸大美術学部絵画科油画専攻卒業
映像や写真、彫刻など多様なメディアを使用して、自己とイメージ、世界とイメージの関係について考察。

「イメージが持つ力と、イメージを運ぶものについて」
「イメージとイメージの間の時間」
「見えること」と「見えないこと」
「時間の彫刻」などが現在の主なテーマ、興味である。

たとえば、現実の空間に断片的なイメージや虚構のサインをインストールして、ゆるやかなイメージと思考のネットワークを編んで行く。わずかな光を頼りに、「見えること」「見えないこと」の間を往復する。空間の内と外を右往左往する。そうこうするうちに、ひとつの時間の固まりが生まれていることに気付く。

●最近の個展
2010 「Surface」 NADiff a/p/a/r/t Window Gallery (恵比寿)で、2/28まで個展開催中 
2009 「Planetary Voyage」H.P.FRANCE WINDOW GALLERY (東京丸の内)
2008 「Between」Azabu Art Salon (麻布十番)  など多数

●最近のグループ展・イベント
2010 「Last Breath」Hatch Art 企画 ZAIM Gallery (横浜)
2009 「光の扱い方、かしふかし」空連房 長応院(蔵前)
   「うちにもって帰ろう!映像アンデンバンダン展」BankART 1929主催(横浜)
2008 「TAP2008」先端芸術表現科企画(取手)
   「横浜アート& ホームコレクション」Nobody's Home MIACA企画(横浜)
   「RED」展 Hatch Art 企画 ZAIM (横浜)
   「日本・ブルガリア映像アート展」ソフィア国立芸術アカデミー(Sofiya / Bulgaria)など多数









作田 知樹

Arts and Law (http://arts-law.org/)代表。アーティスト・キュレーターの法的な問題や各種の手続きをサポートするNPOを運営する。
行為としての建築:コミュニティデザインに関心を持ち、アートと法、技術と人文主義、情報工学と公共哲学の交わりを軸に、個人の表現と社会の関係を考える場をキュレーションする。
同時に、芸術法、情報・知財政策、文化経営学の領域から、アート、情報技術による個人の表現/社会的創作活動の支援を、現場での実践を通じて研究中。
麻布高校卒、早大一文中退、東京芸大卒、一橋大学大学院中退。行政書士。twitterID: TSAKUTA

●現所属
Arts and Law
京都精華大学大学院 芸術研究科非常勤講師(2010年度より)
東京大学大学院 文化資源学研究室

●主な経歴
2009 ヨコハマ国際映像祭2009CREAM
アシスタントキュレーター
2008 「保護期間延長問題と創作・流通促進に関する共同提言」発表
ThinkC 著作権保護期間の延長問題を考えるフォーラム
2008 "Compeung"(タイ北部のアーティストインレジデンス)1ヶ月間滞在
美術家稲垣立男氏のアシスタントとして制作のサポート
2008 「Vivid Material」展(東京芸術大学)
アドミニストレーター
2008 「ネオ・トロピカリア ブラジルの創造力」東京都現代美術館
学芸課インターン
2008 「アートフェア東京」東京国際フォーラム
広報インターン
2008 「アートと公共性の関係を考える」otto mainzheim gallery
campとの共催によるトークイベント
2004 "Arts and Law"設立、活動開始
2004 「Project the Projectors」東京芸大先端芸術表現科卒業制作展
2000 「取手アートプロジェクト」事務局ディレクターアシスタント

●著書・主な寄稿先
2009 『クリエイターのためのアートマネジメント-常識と法律-』(2009/5発刊)、
2009 『アートコレクター』(連載中)
2009 『美術手帖』
2007 『ネットTAM』









中島 彩

1984年 大阪生まれ
2011年 京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程卒業
現在 大阪在住。フリーター。

歩いたり、登ったり、泳いだりしてからだを動かし、
本を読んだり、映画を見たり、音楽を聴いたりしてたくさんのことを学び、
人と会ったり、話したり、好きになったりして考えて、
それらのことをより深く知りたいがために何かを作ったりしています。
基本的にはそれらは自分のための行為なのだけど、
もしそうした行いが自分を取り巻く人に少しでも何か良い影響を与えられるなら、
それに越したことはないと考えています。

official website
http://nakajima-aya.blogspot.com/









西 翼









藤井 光

1976年東京都生まれ。同地在住。
パリ第8大学美学・芸術第三博士課程DEA卒。1995年渡仏。フランスでメディア・アーティストとして活動を始めるが、2005年帰国以降、現代日本の社会政治状況を直截的に扱う表現活動へと転換。社会運動と芸術の関わりについて制作および研究を行なっている。市民メディアセンターMediRの講師や、高校生・派遣労働者などを対象にした映像制作ワークショップを通して映像メディアの民主化に努める傍ら、大学やアートスクールでのレクチャーやトークも多い。『吉原治郎賞記念アートプロジェクト』(大阪府現代美術センター, 2007)などに出品。









増本 泰斗

1981年広島県生まれ、東京と京都に在住。映像やパフォーマンスを主な媒体として活動している。
2006年東京工芸大学大学院芸術学研究科修士課程修了。2007年、ポルトガルMaumausにて一年間の滞在制作/発表を行う。2004年より東京を中心に個展・グループ展などで作品を精力的に発表。近年の主な展覧会として、2009年の個展「The World」ZAIM Gallery(横浜、MIACA企画)ほか、2008年の個展「Bird Watching」Vera Cortes Art Agency(ポルトガル)、2009年のグループ展「CAMERA INFINITA」Tent Gallery(エディンバラ)やグループ展「明るい世界」A.I.T Room(東京)などがある。
2010年はGallery Loop(ソウル、韓国)での個展、Borges(広州、中国)での個展やオーバーハウゼン国際短編映画祭(ドイツ、ミアカビデオアーカイブ ニューアクイジション上映)などヨーロッパやアジア各国での活動も予定されている。

http://www.yasutomasumoto.com/









吉崎 和彦


2010/01/14

Access


より大きな地図で Collective Parasol を表示

Collective Parasol
京都市西京区上桂前田町56
阪急嵐山線上桂駅徒歩5分
阪急桂駅徒歩15分
info(at)collective-parasol.org

2010/01/13

About



現在、京都上桂をベースとする共同体。
アーティストやキュレーターなど様々な形で文化芸術事業に従事しているもの。そうでないもの。
その振れ幅の中で、互いに有機的な連帯を形成しながらも、それぞれの意思で自発的に活動を行っている。

活動内容は、参加者によって異なる。
そのため、映像上映、事務所、基地、飲み屋、カフェ、住居、たまり場など、
スペースそれ自体は、様々なかたちで機能していく。

言うならば、人間を他の人間に結ぶ連帯とはどういうことか?その本質や可能性をひとつずつ実証していくこと。
流動的な構成メンバーで形成されるCollective Parasolの活動目的や意味は、
ひょっとしたら、そうしたことなのかもしれない。


In January 2010, Collective Parasol was founded in Kyoto as a private organization of art and social-cultural activity, by artists, curators, a filmmaker, art law specialist and art student. Collective Parasol is the name of community but at the same time it is the name of art space we run in Kyoto.

We do not have any clear framework but we are a fluid community so that each member could organize his/her own project, put together an idea with the other members and collaborate with guests from a wide range of fields who are working with creative projects. Our space functions as an open-ended platform, which could change itself according to projects. It could be a café, gallery, theater, studio, residency, meeting place for local people, and so on. In addition, the space is open to people other than the members and they could use this space in the physical/non-physical form, such as space, equipment, and technical supports from the members, in the same manner as a barter trade exchange.

Through demonstrating all these activities, Collective Parasol has started its journey into unknown territory to find a new form of ‘collective’, challenging the ideas of artist collective/community and alternative space, and its solidarity, its essentiality and possibility.